ウェブマーケティングツールとして、長く親しまれているメールマガジン。私たちに欠かせないツールであるメールを使用して、様々な情報の配信がされています。
一方で、最近ではSNSの利用率も高くなり、「メールはもう見ない」のではないか、という声も聞こえてきます。
そこで今回は、「メールマガジンがどのように読まれているのか?」購読状況を調査された結果についてご紹介していきます。
メールマガジン購読状況調査について
調査目的
メルマガ購読状況についての現状を把握し、メール配信の企画・実務に携わる方々に役立つ情報を提供するため。
また、仕事用とプライベート用のメールアドレスそれぞれの購読状況を比較するため、調査対象者を下記とした。
調査概要
・調査方法 :インターネット調査
・調査期間 :2023年8月18日~8月26日
・対象者 :会社員、公務員、自営業を含めた経営者、20代〜60代(回答者の年齢分布は国勢調査の人口比率に対応)
※株式会社ベンチマークジャパンによる調査結果
メルマガ購読についての調査結果
メルマガ購読の調査結果について、抜粋してご紹介いたします。
メルマガを受信している人の割合は?
「プライベートと仕事用のメールアドレスいずれかで、メルマガを最低1通以上受信しているか」について、全体の71.3%がメルマガを受信していると回答がありました。昨年度は73.0%でしたので、比較すると1.7ポイント低下しています。
また、年代が上がるにつれメルマガの購読率が上がっています。この傾向は昨年度も見られましたが、若い世代はSNSを活用している割合が比較的高く、情報収集のチャネルが分散しているためだと考えられます。
メルマガを読む時間帯は?
■仕事用アドレス
1位:12時~15時台(25.8%)
2位:~9時台(23.8%)
3位:10時〜11時台(16.9%)
■プライベート用アドレス
1位:21時~23時台(24.3%)
2位:19時〜20時台(20.9%)
3位:12時~15時台(19.1%)
仕事用アドレスの順位は昨年度と変わらず、朝から午後にかけて読んでいる人が多い結果となりました。
プライベート用アドレスでは、夜の時間帯を中心にメルマガが読まれている結果となりました。また、「12時〜15時台」が3位に入っており、昼から午後にかけての時間帯も比較的多くの人がメルマガを読んでいることが分かりました。
1日何通のメルマガを受信している?
仕事用もプライベート用も1位は「1〜5通」、2位は「6〜10通」でした。
また、3位は「21通以上」となり、メールの受信通数は人によりばらつきのある傾向が見られます。
メルマガを開封するかどうかは何を見て決めている?
1位は「件名・タイトル」で51.5%(昨年比+0.7ポイント)、2位は「本文プレビュー」で20.7%(昨年比+2.5ポイント)、3位は「送信元名」で19.8%(昨年比+0.7ポイント)でした。
昨年と比率はほとんど変わらないものの、微差で2位と3位が入れ替わる結果となりました。GmailやAppleメールのスマホアプリでは本文プレビューがPCよりも目立つため、その影響もあるかもしれません。
詳しくは以下のURLよりご確認ください。
https://www.benchmarkemail.com/jp/blog/newslettersurvey2023/
まとめ
メルマガを配信する上で、実際にメルマガはどんな風に読まれているのか、どんな年代の人々が読んでいるのかといった情報を収集することはとても大事になってきます。
日々情報収集を行い、お客様に興味を持って読まれるメルマガを配信していきましょう。